【あけおめ】年末年始の香港旅行、注意点をまとめてみました【2017】

あけましておめでとうございますー!!!

さようなら2016年、こんにちは2017年。

海外で年越しをすると、元旦におもちやお雑煮、みかんを食べたりというイベントがないので、年が明けたんだか明けてないんだかよくわからない時空の狭間を漂ってるような不思議な感覚に陥ります。そんな中途半端な状態にも関わらず、時間の流れというのは残酷なもので今日でお正月休みも終了です。世知辛い…。

昨年は中断したブログを再開したものの、3記事しか更新しないという酷い展開だったので、今年の目標はせめて月に1回以上の更新を目指したいと思います。がんばるぞ!

 

 

さてさて。

普段年末年始はKinKiのライブに行って、家でまったり紅白やジャニコンを観ながらそばを食べてgdgd年越しをするというのが鉄板なのですが、今年はなんと、香港に行ってまいりました。

あろうことか、ここ10年海外に行っていなかった母親が突然「香港にいきたい!」と言い始め、11月からいそいそと年末年始香港旅行の計画を立て始めたのでありました。

年末年始の旅行(しかも香港という超人気な場所!)を2か月前から準備をするというこの計画の遅さ。本当にいつも腰が重く動くのが遅いので、「行きたいならもっと早く言ってくれよ…!」と思いながらも、せっかくの機会なのでこのモチベーションを壊さないようになんとか航空券とホテルの手配をしました。私と兄はフットワークが軽すぎるくらい軽い人間なので、どうしてこの親からこの子どもが生まれたのか不思議でなりません。

 

また、普段貧乏バックパッカーを生業としている人間にとって、60を過ぎた親と一緒に海外旅行に行くというのは色々と大変なもので、いつもの価値観というかモノサシをなるべく使わないようにはしたのですが、やはり無意識に働いてしまいますね…。しかも行先は物価の高い香港に加え、更に年末年始というスペシャル割増シーズンというおまけつき。しかしながら年末年始の香港は世界的にも大人気のスポット。

ということで、「年末年始」であったがゆえに大変だったことなどを簡単にまとめていければなーと思います。

 

①とにかくホテルが高い

年末年始は飛行機しかりホテルしかり、通常より値段が高くなることはもちろん承知の上ですが、東京よりも高騰しているとはつゆ知らず…。

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自分はbutterfly on prat hotelというホテルにしたのですが、いわゆる普通のチェーン系なのに高い高い…一人一泊2万超えという恐ろしいお値段でした。名のつく高級ホテルなんて考えるのも恐ろしいですね。

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でも立地はとってもよく、尖沙咀駅まで徒歩7分ほど、ビクトリアハーバーまでも徒歩10分ほどと、かなり便利で動きやすかったと思います。近くに大衆食堂もあり、朝ごはんのおかゆなども比較的安く食べられたのが良かったです。また4GBのポケットWifiつきのお部屋だったので、それを持ち歩いていつでもネットが出来る状態だったのもありがたかったです。

Butterfly on Prat Boutique Hotel

ただ、部屋がかなり寒かったのが謎。香港は全部ああなんでしょうか…。一応秋冬くらいの気温なのに常に町中のお店はクーラーがついていて色々とクレイジーでした。

 

 

②カウントダウンの交通規制

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尖沙咀エリアは18時頃から交通規制が始まり、20~21時時点では地下鉄の駅が完全封鎖されるという、踊る大捜査線のような状況になっておりました。私たちは22時頃から動きはじめましたが、まあ動けない動けない。海側に行こうと試みるも、あらゆる地点で道が封鎖されているので、ひたすら勘で進んでいくことしかできないんですよね。夕方頃から場所取りをする以外に、カウントダウンの花火をビクトリアハーバーからメディアのように観ることはまず不可能なので、諦めて少し離れた場所か、東西に逸れたエリアで見るほかないかと思われます。

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ちなみに、待っている時間が非常に退屈なので、ライブをやっているバーの近くで待機するのがおすすめです。誰でもノれるヒットチャートを生ライブしてくれているお店の前で待機していたので、退屈せずに過ごす事ができましたよー。

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この辺でみておりました。(マップ右)ほんとに一部しか見えないけど、雰囲気が味わえたのが楽しかったです。

マップ左のスターフェリーのあたりは少し穴場だったような気がします。ちなみにマップ下の特等エリアは本当にカオスなので、ワールドカップ時の渋谷スクランブルに突撃する勇気のある人だけ突撃してください。

 

 

③年末年始のペニンシュラでアフタヌーンティーはダメ、絶対。

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これは今回の旅行で一番の教訓となったので、声を大にして言いたいと思います。

あらゆる方のブログを拝見して、とにかくペニンシュラのアフタヌーンティーは並ぶと耳にしていたのですが、やはり年末年始ともなると恐ろしい行列でした。

元旦が誕生日の母が「いきたい!」と言っていたので、行列を覚悟の上並ぶつもりで13時にホテルへと向かったのですが(アフタヌーンティーは14時スタート)、まだランチの人が並んでいるからと、アフタヌーンティー組は強制解散させられたのです。

そこでホテルスタッフに「今の時間から並びたいんだけどどうしたらいい?」と聞いたところ、今はどうしてもダメなので13時半から列を作るからそこに並んでくれとのこと。

あと30分か~まあホテルの中でも探検して待ってるか~と思い、ぶらぶら探索をし、13:18頃ロビーに戻ってみると、なんと!もう既に行列が出来ているではありませんか…!!

 

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これにはもう膝から崩れ落ちる勢いで「うそ…だろ…」とつぶやいてしまうほどの絶望感。

このためだけにわざわざ香港旅行最終日の時間を犠牲にしてきたというのになんという仕打ち…完全にやられました…。私たちがロビーに戻った頃には時すでに遅し、もう目の前には40組ほどの行列ができており、アフタヌーンティーをいただく予定のロビーの姿さえ見えません。

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この日は最終日のため、16時にはホテルを出発して空港に向かわなければならず、時間的に非常に厳しかったのですが、ここまできて喰わずして帰れるか!という根性で1時間20分ほど並びました。が、結果として時間切れとなってしまったので、大人しく別のお店でお昼をやけ食いして帰路へ…。こんなに悲しみに満ちた帰国は初めてだったので、楽しかったような、悔しかったような、そんな不思議な旅行の思い出となってしまいました。(※1、2日目はとっても楽しかったので今ではいい思い出です笑。)

 

ということで。

元旦早々、こんな悔しい思いを皆さんに味わってほしくはないので、年末年始のペニンシュラアフタヌーンティーは止めておくのが吉だと思われます。時間に余裕がある、又はそんなん並ぶの余裕だぜ!という人以外は、大人しく日本のホテルでアフタヌーンティを楽しみましょう。

普通に予約していけるところ一杯ありますからね。なにも香港で1時間以上も並んだ挙句、5000円もするアフタヌーンティーをしなくたっていいんですよ。

もう悔しさでいっぱいだったので、帰国早々某ホテルのアフターヌーンティを予約しました。もはや意地。

 

 

こんな感じで年末年始の注意点をまとめてみましたがいかがでしょうか。

香港のカウントダウンは確かにド派手で楽しいですが、テレビやYouTubeで見れるようなイベントの様子を見ることはまず不可能なので、これ目的に行くのはちょっと危ない気がします。ただでさえ人口密度が高く、物価も高い香港が更に跳ね上がる時期なので、あえて年末年始に行くことにこだわらなくてもいいかもしれません。

それでもいろいろな理由があっていかれる方は、是非これらの注意点に気を付けながら、素敵な旅行をしてくださいね。

それでは!
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